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Start 2006.4.30 最終更新日【2007.5.5】
集集線 (ジージーシェン)




DATA
集集線
二水~車埕 29.7km

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解説・観光スポット
集集線は台湾中部、縦貫線二水から濁水渓沿いに内陸部に向け分岐する支線で、観光地として名高い日月潭に近く、またそのローカル風情の良さから台湾でも人気のある路線です。週末になると観光客がわっと押し寄せ、ローカル線と思えないほど列車は混雑します。この線のシンボル的な集集駅は訪れる人が絶えません。利用には何度も乗り降りできる1日乗車券がお勧めで乗換駅の二水で購入できます。台北からはニ水までの乗車券で来るといいでしょう。

この集集線は1999年9月の台湾921大地震で震源に近いこともあって壊滅的打撃を被りました。路盤の崩壊やレールの屈折、駅舎の倒壊などひどい状況で廃止も検討されましたが地元住民の復興に向けた活動や沿線に観光地もあることから存続が決定。復旧工事も無事終え2002年2月に運転を再開、現在に至ってます。特に日本統治時代に作られた集集駅の木造駅舎は倒壊したものの見事復活させ、震災前の姿に戻しました。

列車はすべて新型気動車(DR1000)で運転され、料金も他の支線同様復興號扱いとなっています。高鐵が完成したのを機に台中からの快速仕様の乗り入れ列車も運転されるようになりました。

沿線風景・路線紹介

さて沿線風景ですが、起点の二水駅前はちょっとした街になっており、屋台もいくつか出ていますので乗車前に買いこんで社内で食べるのもいいでしょう。いろんなものを調達できます。二水を出た列車はしばらく縦貫線を並行して走り源泉に到着。その後縦貫線と別れ大きく山間に向け線路を左に切っていきます。田んぼや檳椰(ビンロウ)畑を横目にのどかな田園風景の中を進んで行きます。

次の駅濁水はまあまあの集落の街でマクドナルドもあります。かつては有人駅だった雰囲気です。濁水を出ると途中車窓左手には震災の記念碑が建てられており(921公園?)、車窓右手には地震で大きくひん曲がったレールや鉄塔がそのまま保存されています。すごい威力だったことがその曲がり具合でわかります。

それを過ぎると「緑色隧道」と呼ばれる有名な道路両脇に並木が続く、心地よい風景の中を走ります。眺めを堪能するためには車両先頭か最後尾がお勧めです。抜けると龍泉駅に到着。軍の施設が近くにあり、週末は兵役休暇で自宅に帰る人で混み合います。なお手前の分岐点からは軍の基地に引込み線が続きますが施設に向けての撮影厳禁なのでご注意。

龍泉から集集まで濁水渓を横目にごちゃっとした風景の中を走ります。集集駅は唯一の交換駅。有名な木造駅舎は日本の昔の駅と同じで懐かしい感じがします。この駅には硬券乗車券がまだ健在で観光客向けに結構売上を上げています。この駅舎に併設して鐵路文物博物館があり、古い鉄道関連の資料を展示していたりお土産を売っています。駅舎向かって反左手には「集集觀光小火車」の車庫があり、線路が集集線に沿って数100mほどレールが敷かれています。ただこの鉄道は当局から運行許可が下りず設置後から開店休業状態が続いています。

集集を出た列車は再びのどかな田園風景の中を走ります。次の水里は大きな町で日月潭方面への入り口になる街です。水里を出ると山が迫り終点の車埕に。かつては木材の積み出し拠点やダム建設で栄えた構内も今は閑散としています。小さな駅舎が終着駅らしく、また目の前にそびえる高い山々や明潭水庫のダムが印象的です。折り返し列車はすぐに発車してしまいますので、ハイキングに出かける人はリュックを背に、乗車だけの人はホームで写真を撮ってとあわただしくなります。なお車埕駅から日月潭へは少し距離があり(水里からバスが出る)、また駅前からの交通アクセスもありませんのでご注意。


撮影ガイド

源泉~濁水の田園風景、ちょっと駅間がありますので少し歩かねばなりません。濁水~龍泉の震災紀念塔付近も撮影しやすいです。こちらは濁水から歩いて20分ほどです。龍泉駅から二水寄りの並木道あたりも路肩から撮影可能。集集駅構内で腕木式信号と絡めて撮影したりと思い思いで。集集の車埕側も直線で並行する道路から撮りやすいです。終点の車埕もいい感じです。

この線はいい感じのところが多い割りに列車本数が少ないのが玉に瑕。並行する道路にミニバスが走ってるので使えると便利ですが乗り方や行き先がいまいちよくわかりません。(一応集集から龍泉まで乗りましたが運転手に行き先を告げおもちゃみたいなレシート発行機でキップを発券、それを降りるときに渡すルール。中は普通のマイクロバスでもちろん現地人のみ利用)

沿線は藪も多いので毒蛇には注意、無理をしないように。また棘草も要注意で刺さるととても痛いです。枯れてても強力。集集にはレンタルバイクがあるので利用できると行動範囲が広がりますが、事故をした場合、台湾はジュネーブ協定非締結国なので国際免許があっても無免許運転となり保険が利かないので利用はお勧めしません(仮にぶつけられたとか事故の被害者であっても無免許は無免許なのでやめたほうがよい)。


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