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Start 1999.7.31 最終更新日【2008.9.21】
「縦貫線 / 西部幹線」 (ゾンコワン-せん)
旧型電車タイプ自強号・基隆-高雄 406.1km
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解説
縦貫線はその名のとおり、台湾の主要都市を結ぶ大動脈です。日本の東海道本線みたいなものでしょう。高鐵が開業してから長距離旅客は大きく落ち込みましたが、都市間輸送の使命は今もあり、多少の減便はあったものの今も幹線として大きな役割を担っています。

縦貫線は、屏東線を含めて一般的には「西部幹線」と呼ばれ、いくつかの路線で構成されています。基隆~台北~竹南までは縦貫線北段、竹南から海岸ルートで彰化まで行く路線を海岸線(通称「海線」)、竹南~台中~彰化の山側の路線は台中線(通称「山線」)、彰化~嘉義~台南~高雄までを縦貫線南段、彰化手前の海線追分と山線成功の連絡デルタ線は成追線となっており、これらをまとめて縦貫線と称しています。

沿線風景・路線紹介

縦貫線は港町の基隆を基点としています。以前は優等列車の発着はありませんでしたが最近は自強号の運転の増えました。次の駅八堵は東部幹線との合流駅。意外とこじんまりとした駅となっています。続いて七堵、五堵、汐止と進んでいきます。このあたりは立体交差が完成し、高架橋の上を進みます。南港手前で地下へ。南港~台北までの地下化は2008年9月21日から供用開始され、南港から樹林の手前までが地下を走ることになり台北市内では地上を走らなくなりました。地下化完了にあわせ捷運南港線と接続工事も進められています。松山駅はかつては西部幹線の優等列車は始発駅でしたが地下化にあわせて車両基地も移設となり、単なる一般駅になってしまいました。 貨物列車も多く走る

松山駅を出ると次は台湾の最大都市の中心駅である台北駅。地上の駅舎は立派ですが、駅自体は地下にあり、2つの島式プラットホームで4つの番線となっています。貨物列車は真ん中でスルーできるようになっており、プラットフォーム側の線路には来ないようになっています。かつては4プラットフォーム8線でしたが半分を高鐵台北駅に取られてしまい少々手狭になっています。

台北駅駅舎は中が大きなホール状になっていて、外観は瓦をあしらった中国らしいデザインです。淡水線台北駅とは地下道でつながっていて、セブンイレブンや本屋、吉野家も連絡通路にオープンしてます。駅構内もいろんなお店が出ていて回転寿司まであります。西側出口近くにある鉄道グッズを売る「台鐵本舗」と駅弁屋「便當本舗」は要チェックポイントです。地下一階にはコインロッカーもあります。台鐵時刻表は便當本舗向かいにあるセブンイレブンで手に入れます。

台北の次の萬華~樹林までの地下化は一足早い99年7月21日に実施され、地下化でなくなる萬華駅、板橋駅では、最後の地上の風景を撮ろうとカメラを持った人が大勢集まりました。 樹林には車両基地があり、東部幹線からの列車はほとんどこの樹林まで運転されます。車窓から機関車や列車などを見ることができます。樹林を過ぎると山間の中を走る風景となり、遠く台北の街を見ながら列車は進んでいきます。途中桃園からは林口線が、新竹からは内湾線が分岐します。

新竹はビーフンで有名で、駅を出て前にある「復興路」を進んでいくと突き当たりにあるお寺の屋台にいくつか店があります。この屋台街の中にある「柳屋」という店で売ってる弁当がお勧めで、ご飯の上に豚肉を煮込んで作ったスープをぶっ掛け、トッピングに高菜やゆで卵などを乗せてくれます。旧型客車は廃止された これがなかなかイケテいて、上等のネコ飯のような感じでおいしいです。

この先線路は竹南で海線と山線(台中線)に分岐して合流、高雄までを結びます。 海線山線というのは俗称で、列車も経由する路線を文字って海電車とか山平快と称しています。

海線はその名のとおり海沿いを走り、四国の予讃本線のような感じの景色のようです。山線のほうは、従来単線で奥深い山の雰囲気を走る路線でしたが、現在新線につけかえられ、スピードアップになりましたが車窓の楽しみは半減しました。山線の列車の運行系統は縦貫線と一を成しており、独立した運行形態は取っていません。旅客の本数設定は第3の都市である台中がある関係上山線のほうが多くなっています。

山線新烏日は高鐵との数少ない接続駅の1つで高鐵台中駅と接続します。高鐵開業に合わせて新調した駅です。別れた路線は彰化で合流、途中の二水は集集線の乗換駅、嘉義は阿里山鉄道の乗換駅です。嘉義は南部らしい感じで有名な火鶏肉飯は駅前に並ぶお店で格安に食べれます。

列車は再び南部らしい檳椰(ビンロウ)が生える田園風景を走ります。台南を経て大きな町になって高鐵が線路に寄ってきたら新左營に到着。この駅も高鐵との接続駅として新たに開業した駅で、高鐵では左營と名乗っています。台鐵の左營は1つ先の駅となります。

左營を出たら15~20分で高雄に到着。広い構内の駅は一昔前の印象を与えます。

最近、台北近郊路線を捷運化する取り組みが始まりました。いずれはフリークエンシーのダイヤ、駅の増設などが行われる予定です。自動改札もスタートし近代化が進んできました。さらに朝夕の混雑を考慮した女性専用車も登場するなどここ数年で大きく変わってきました。

ユユカもMRT同様に基隆~中壢まで(2008.8.1現在)使えるようになりかなり便利になりました。
「鉄道がある風景」/RailScape
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