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Last Modified :2008.11.24
▼台灣的鐵路是・・・ (台湾の鉄道とは?) 台湾の鉄道は中華民国の直轄鉄道で、交通部(日本の国土交通省)「臺灣鐵路管理局」(以後台鐵)によって運営されています。台鐵以外の鉄道には台湾新幹線とも言われている「台灣高速鐵路(高鐵)」、台北市内の都市交通「臺北捷運」、台北南部第二の都市高雄を走る「高雄捷運」、阿里山への登山鉄道である「阿里山森林鉄道」があります。 台北市内の交通公園、郊外の烏來(ウーライ)、宜蘭から遠く山奥にある太平山には観光用トロッコもあります。また、台湾中南部各地には、つい最近まで運行されていたさとうきび用の軽便鉄道を活用した観光トロッコ列車が運行されています。台湾の鉄道はそのほとんどが官営であり、旅客を扱う民間鉄道は台灣高鐵だけとなっています。
台鐵路線は台湾をぐるりと一周するかたちで敷設され、途中支線がいくつか延びています。全長約1100Km、基本的には日本とほぼ同じような鉄道の仕組みです。複線化や電化も進んでおり、自動改札の導入もスタートするなど近代化も進んでいます。軌間が1067mmで日本と同じであり、また日本統治時代の古い駅舎が残るなど、なんとなく親しみが湧く鉄道です。
車内は日本の特急と同じような感じで、弁当などの車内販売もあります。ただし、日本と違って酒類の販売はありません。台北乗り入れの優等列車はだいたいが10両編成ですがいつも混雑しています。台東など地方都市間の特急は短編成が存在します。車内はすべて転換クロスシートの冷房車となっています。
普通系の車種は2006年11月から「區間車」「普快車」と呼称が改められました。以前の「電車・冷気柴客」が「區間車」に、「快車・普通車」が「普快車」となりました。「區間車」は復興號と同じ料金、「普快車」は普通車料金になります。「區間車」は電車と冷房気動車(冷気柴油客車)が使われます。電車は座席が全車ロングシートで長距離を乗るには少々疲れます。西部幹線全線と屏東線、宜蘭線で使われています。「冷気柴客」は「自強號」なみの車内設備で転換クロスシートの快適な車内(最近はロングシート改造車が出てきた)で、主にローカル線の支線で使われています。 「普快車(快車・普通車)」は旧型客車もしくは旧型気動車(柴油客車)が使われています。以前大量に走っていた旧型客車は東部幹線の一部列車のみで絶滅寸前です。この旧型客車はほんとうにボロボロで、照明も薄暗くて床もベコベコ、激しくゆれスピードものろのろで、旅情たっぷりだったのですが、早朝夕方の区間運転が主となっていて、簡単には乗れません。柴油客車も花蓮以南のローカル運用しかなく、どちらも車両近代化が進む中、あとわずかの命となっています。
運賃のルールで日本と大きく違うところは、タイプの違う列車に乗り換えのときは一旦下車扱いとなることです。例えば台北から平渓線十分までいくとき、台北から瑞芳まで自強號で行き、そこで冷気柴油客車に乗り換えて行くとすれば、台北-瑞芳の自強號料金の切符と瑞芳-十分までの復興號料金の切符2つを買うことになります。(それでも料金は安い!)
なお、普通列車なのに「區間車」の料金が高いのは、もともと冷房だからという理由だったのですが、今は車内設備の向上に伴っての運賃アップという意味合いが強いようです。ただ「區間車」運賃が特急の復興號と同じ料金なので、復興號はいつも混んでいます。 一方、「普快車」
現在、台鐵の近代化促進ということで2006年から乗車券の磁気化が始まりました。台北近郊の駅には自動改札がすでに運用されており、これまで定期券だけの利用だったのがすべての乗車券(非磁気化券除く)での自動改札が可能となりました。まだ窓口購入は非磁気化券のままで、完全磁気化までは少し時間がかかりそうです。 自動改札導入を機に券売機も新しいタイプが追加されました。高鐵のものと良く似ていますがタッチパネル画面で乗車時刻や列車を指定していくので、行列ができて窓口が混雑しているときに便利です。區間車と普快車を除く全台鐵の駅の発着を買えるのがポイントです。ただし松山~樹林は全列車區間車料金で乗れるので通常の券売機で購入します。漢字で判断できるので中国語がわからなくてもある程度勘で購入できます。 2008年からは台北のMRTやバスで使える悠悠カードが台鉄でも使えるようになり、2008年8月1日からは基隆~中壢まで使えるようになっています。 また台北近郊の「捷運化」がスタート、駅の増設や運転の頻度化・高速化の工事が始まりました。快速運転用の區間快車用新型車両のEMU700系も大量投入され大きく変わろうとしています。ちなみにEMU700系、次期投入予定のEMU800系投入で、復興號の廃止、莒光號の自強號(太魯閣號)化または區間快車化が図られ、客車列車が大幅に縮小される予定です。これら余剰客車を使った台北~台東での寝台列車の運行計画もあります。
2008年9月21日からは、松山~南港までの地下化が完成、板橋~南港までの地下化と汐止~五堵の高架がつながり、樹林駅から基隆まで踏切がなくなりました。また南港駅の地下化完了で捷運南港線の完成も近づきました。
台鐵の幹線は台湾の西側を走る縦貫線で、基点の基隆から台北、新竹、台中、台南、高雄と結ぶ、台湾の大動脈です。通称屏東線を含めて西部幹線と呼ばれています。途中竹南から海側を走る海線と台中を通る山側の山線とに分かれ彰化で合流します。彰化の合流ポイントはデルタ線になっており、山線海線の直通も可能となっています。全線電化が完了し、海線などの一部を除き全線複線化されています。高雄からの屏東線も終点の枋寮まで全線複線電化となっています。 西部幹線ではTGV風のプッシュプルタイプの「自強號」を中心とした都市間輸送と地方都市を結ぶ電車(區間車)が基本となっています。新幹線(台湾高鐵)の開業で台北~高雄の長距離輸送の競争力はなくなりましたが、高鐵の駅は街から外れているところが多く、台南→台中など地方都市を結ぶ役割はまだまだ台鐵の役割です。 一方西側と対照的に東側は非電化の単線区間が残り、地形も険しく沿線住民も西側に比べてグット減ります。 東側の路線は、分岐駅の八堵から高雄までいろんな路線で構成されています。八堵~蘇澳の宜蘭線、蘇澳のひとつ前の駅の蘇澳新站~花蓮の北廻線、花蓮~台東の花東線、台東~枋寮の南廻線となっています。これら路線のうち、宜蘭線、北廻線、花東線を総称して東部幹線と呼ばれています。 宜蘭線、北廻線は全線複線電化、南廻線は一部複線で全線非電化、花東線は非電化単線となっています。花連から南の台東までは以前ナロー(ゲージ幅762mm)の線路だったのですが、1982年に改軌され、台北からの直通列車が運転されるようになりました。 現在、花東線の路線改良と南廻線の複線電化が計画されています。 東側の優等列車は、電化区間内は電車系が主体、非電化区間乗り入れまたはその区間はディーゼルカーがメインとなっています。かつては旧型客車が頻繁に走ってましたが花連までの電化完成後、普通列車はほとんどが電車に、自強號も電車化が進んでいます。2007年2月にはJR九州のかもめ号に似た振り子式特急電車「太魯閣號」が運転開始。2007年5月のダイヤ改正からは西部幹線(台北)~花蓮で定期列車として運行されます。 東側の車窓は西側に比べて派手で、海あり山あり南国ムードありの風光明媚なところで、のんびりと普通列車で旅してみてもいいでしょう。 東西2大幹線以外では、内灣線、集集線、平渓線の3支線があります。以前は客車や非冷の気動車が走るいい感じの路線でしたが、今はどの線区も最新のDR1000型冷房気動車に統一されました。この新型車両の内装は、特急と変わらないいい設備で、お値打ち感があります。 内灣線は縦貫線新竹から分岐し、東に向けて山を登って行く路線で、 収入の大半をセメントおよびセメント原石運搬の貨物輸送でまかなっていましたが、現在高鐵新竹との接続を図るべく新線建設が始まり、長期部分運休となっています。(末端部分の竹東~内灣は列車で運行)
宜蘭線三貂嶺から分岐する平渓線は、基隆河に沿って走る観光路線で、途中の大華-十分間にある十分瀑布を訪れる人で休日ごった返します。かつては炭坑から鉱石を運ぶ役目をしていたのですが、今は台北近郊の観光路線として第2の人生を歩んでいます。 なお、十分の旧鉱山跡に観光用として鉱山トロッコが復活しています。 以上線区の他にも貨物専用の支線が存在します。 深澳線は宜蘭線瑞芳駅から海岸方面の深澳へ伸びる路線で、かつては旅客輸送が行われていました。旅客列車は1989年に廃止され、それに伴い末端部の深澳~濂洞6Kmが廃止となりました。貨物の主力は深澳の火力発電所に送る石炭で、1日3本の設定があります。 林口線は縦貫線桃園から台湾海峡へ伸びる路線で、セメントや産業資材、発電所向けの石炭を運ぶ路線です。今後旅客化の検討がされており(桃林鐵路)現在旅客試験列車運転中(DCが平日土曜除く朝夕それぞれ1往復)。台中港線は縦貫線海線台中港から港区に伸びる路線で、港湾地域と本線を結ぶ役割を果たしています。 また、上記路線よりも専用線的存在の貨物支線が3つあり、基隆、高雄、花連に本線と港湾施設を結ぶ臨港支線があります。それぞれ、主にセメント、石油などを運搬しています。 また高鐵駅と台鐵を結ぶ短絡線建設も始まりました。高鐵台南と縦貫線沙崙6.4kmを結ぶ「沙崙線」、高鐵新竹と内灣線竹中3.2Kmを結ぶ「六家線」は工事着工となり、どちらも2009年開業予定となっています。
営業速度の最高スピードは300km/hと日本の新幹線より早く、カーブも少なく乗り心地は非常に快適です。東海道新幹線に比べるとかなりいいと思います。グリーン車である商務車のサービスは飛行機並みで、窓口や駅係員などの社員の対応も良く、日本が逆に見習ってもらいたいくらいです。台北から高雄へも2時間弱でいけるので、台湾西側はほぼ日帰り圏になりました。 現在、台鉄の台北~南港地下完成を受け、南港までの路線延長工事が始まりました。開業は2012年を予定しています。
木柵線は新交通システムタイプ、その他は地下鉄タイプ(第三軌道集電、軌間1435mm)となっています。鉄道駅は豪華なつくりとなっており地下駅でも開放感ある明るい構内となっています。
台湾南部の台湾第2の都市、高雄の都市高速鉄道を担うのが「高雄捷運(MRT)」です。臺北捷運の成功を受け、各地で捷運ブームとなり、新幹線建設と合わせ計画が進行。2006年末に部分開業予定となっていましたが実現できず、2007年10月31日予定も守れず、12月31日もアウト・・・そして2008年3月9日にやっと開業となりました。 最初に開業したのは紅線の小港駅から高雄県橋頭郷にある橋頭駅までの28.9キロ。24の駅を所要45分の距離です。高鐵の左營と高雄国際空港とも接続し市内を貫通するので、高雄の都市交通は一気に便利になりました。開業後4月6日までは開業記念ということで市民に無料開放していました。 車両は台北のものとよく似ていますが、車両は一回り小さくした感じで車体の帯はみどりとなっています。また東西を走る橙線は2008年9月14日に開業。同線は西子湾から大寮までの全長14.4キロで14駅が設けられてます。途中美麗島駅で紅線と交差します。橙線の完成で第一期分の工事区間が全通しました。このほか、市内交通をカバーするトラムの路線も予定されています。
現在、台北や高雄同様の捷運が台中や台南で計画されています。台中のほうは一足早く2009年10月着工予定で、全長16.7km、台中市の北屯区、北区、西屯区、南屯区と高鉄駅のある烏日郷とを結びます。2015年開業の予定です。 一方、台北市内と中正国際空港とを結ぶ機場捷運は工事がスタート、2012年の完成を目指します。また機場捷運は桃園捷運と接続し、高鐵桃園を経て中壢に至る路線が併せて建設されています。桃園捷運はさらに桃園市内へ路線延長される計画があります。 また基隆にLRT構想が浮上、基隆駅から海洋科学技術博物館予定地へ至る約8.67キロと西11埠頭を基点に東明橋付近へ至る約1.61キロの2線が計画されています。
阿里山森林鐵路はもともと政府の林務局によって管理されている森林鉄道でしたが2008年6月19日から民営化され、「宏都阿里山国際開発」が運行を担うことになりました。西側縦貫線嘉義駅から標高差2247mの阿里山まで登る登山鉄道です。レール幅は762mmのナロー、車両も1+2席クロスシートのひとまわり小さな車両がお客を乗せてゆっくりと登って行きます。 震災でかなりのダメージを受けましたが現在は復旧しています。 下界から山上までの列車本数は平日1往復土日休日2往復で、列車で往復するには2日必要で山頂での宿泊が必要です。ここ数年、山までの道路が良くなって観光バスやマイカーで登山する人が増え、年々阿里山鉄道を利用する人が減っています。最近はSLを走らしたりして旅客増加を狙った集客イベントを行っていますが旅客離れが続いているようです。 山上には眠月線(休止中)、祝山線があり、御来光にあわせて早朝に運転があります。詳しくはリンクページをたどってみてください。 最近がけ崩れや脱線事故で止まっていることが多いので訪問の際には事前に確認をお忘れなく。 台北の南部の山中にある街、烏來にある観光トロッコ「烏來觀光台車」は片道7分ほどのちいさな鉄道です。鉄道というより、遊園地にあるような遊戯鉄道のようなもので、まさにトロッコという代物です。 また、観光トロッコとして宜蘭からバスで数時間の太平山(標高2000mm近く)にもあります。太平山森林遊樂區の太平山~三疊瀑布を走る「蹦蹦車」がそれです。こちらは阿里山鉄道のミニトロッコ版?って感じでしょうか。林務局が運営を担います。 MRT台電大樓駅近くにある「台北市兒童交通博物館」公園内にも「台糖五分仔車」というトロッコ列車が走ります。サトウキビ列車を改造した荷台みたいな車両が公園の外周をCの字に走ります。ただ、こちらは今安全運行上の問題から運転は中止され、今は荒れ放題になっている模様。 同じくサトウキビ列車を復活させて運転しているところが新店近郊の烏樹林にある「烏樹林五分仔車」。祝日にはたくさんの観光客が訪れます。これにあやかろうと他にも新營、高雄、溪湖、蒜頭でも台糖觀光小火車(台糖休閒文化園區五分仔車)が運転されています。このほかにも台糖が運営する観光用五分仔車がいくつかあります。
集集には集集線と平行してミニSLが敷設され、観光客相手の鉄道が営業する予定です。ただ、完成してからも当局からの許可が下りず、できあがってからも開店休業中です。(未だに動いていないようです)
平渓線が通る十分には旧炭鉱を博物館として復元した「台灣煤礦博物館」があり、当時の運炭トロッコを復元しています。当時使っていた路盤をそのまま使っており、そのヘロヘロ感が魅力的です。 レトロな雰囲気で人気のある観光名所「九份・金瓜石」でもかつての鉱山トロッコの復活が決定、2009年末頃の開業が予定されています。併せてアクセス強化を目的にケーブルカーの建設、ロープーウェイの建設も決まり、ロープーウェイは深澳から金瓜石へダイレクトで結ばれとても便利になります。開業は2010年末を予定しています。 さとうきび運搬用の鉄道は台湾南部に多くの路線がありましたが、近年次々とトラック化され、今は虎尾にある1工場だけとなりました。もともとこのあたりで収穫されるさとうきびを運ぶための軽便鉄道で、かつて日本の南大東島にあった精糖鉄道と同じです。10年前くらいには路線延長は1578Km(1995年現在)あり、収穫時期の11月下旬~2月にかけての季節運転となっていましたが、近年急速にトラック化が進み次々と路線が廃止され、来年あたりには消滅してしまいそうです。
2006年10月にいったん閉店となりましたが2007年春に再び登場。以前より店舗スペースを拡大してのスタートとなりました。この店では極偶に貨物時刻表などレアものが売り出されるため、訪台の際には必ずチェックしたい店の1つです。 また、この「台鐵本舗」の右隣には姉妹店である「便當本舗」があり、いわゆる駅弁を専門に売っています。今は高鐵開業記念の弁当が売られており、弁当箱はステンレス製でそのまま記念として手元に置けるようになっています。⇒詳しくは台北ナビの台北火車站へ この本舗の向かいにあるセブンイレブンには「台灣鐵路旅客列車時刻手冊」いわゆる時刻表が売られており、1冊25元で購入できます。以前は在庫が結構あったのですが、最近はネットで時刻表をダウンロードできるためかダイヤ改正後しか在庫がなく、購入するのがむずかしくなっています。 台湾では日本のような総合時刻表はなく、地方をバスで移動するときなど困ることが多いです。以前一度総合時刻表が発売されましたが不評だったらしく(150元で台鐵時刻表より高かったため)第2刊で廃刊になってしまいました。 高鐵関連のグッズは当然台鐵では扱わず、高鐵各駅にあるセブンイレブンまたは車内販売で販売されています。台北駅1階の高鐵インフォメーションコーナー一角にはグッズ専門コーナーが設けられています。 台北駅地下、捷運乗り場へ続く地下通路には「台北捷運Shop」があり、MRT特別デザインのユユカ(高い!)やTシャツ、鉄道グッズが売られています。「台鐵本舗」に比べると品揃えは少なく、いつも閑古鳥です。 旅行ガイドや本などは「誠品書店信義店」がお勧め。101や三越が並ぶ市政府のある信義区一角にある巨大書店で、たいていの本はここで手に入ります。「誠品書店」は他にもいくつかありますが、24時間営業の「誠品書局(誠品書店敦南店)」もお勧めです。
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